フリーランスの皆様の活動を拝見していると、いまだに「LP」という言葉が躍っています。
そろそろ、LPという概念は捨てるべきでは?、と思う今日この頃です。
LPだけでいいなら、Linktreeで充分
LP=Landing Page ランディングページ…
アクセス解析だの、PVだのと騒ぎ始めた時代に、「ランディング=降り立った場所」の重要性が注目されたことを思い出します。
ユーザーは、所詮数ページしか閲覧しないから、LP=初志貫徹でぺライチで行きましょう!、これをいまだに実践している人たちがいます。
だとすれば、LinkTreeで充分です。
そもそも、そこを訪れる人たちは、「何かで聞いた+見た+知った、で来てくれている」とするならば、LPページよりも、各種SNSの力を十分に発揮するために、Linktreeでつなぎさえすれば良いだけの話です。
勿論、商品説明のページで、信じられない長さのページは存在しますが、それはまた違うお話です。=マーケの話になりますねw
ツールを開発しただ?
つき先ほど、「LPを一発で作成するツールを開発しました。」という広告を見かけました…。
… … … は?
そんなの、ヨーロッパでは8年前から山ほどあります。
それらが英語なだけ、サポートが英語なだけですよ。
それらを真似ただけで、開発したとは到底言えません。
パソコンの「自作」と同じです。基盤や部品を買ってきて、半田ごて使って電子回路を作って組み立てたわけではないですよね?
ありもののパーツを「組み合わせただけ」です。
ゼロから組立て(CMS作ったのかよ!)と
ありものを組合せ は全く違います!
画像をはめ込み、装飾(CSSで色だけ)を若干変更して、骨組みを少しいじっただけの話。
そこに準備したものを、電子レンジでチン感覚で提供しているから、安価になります。
「使ってもらってなんぼ。」で売るなら、それでもいいのかもしれません。
Webサイト製作を、コンビニで買う感覚でお客様に売りつける業者は、ある程度こなせるエンジニアが1人いて、後は開発もできない人達が「ぺちょぺちょ」と貼り付けているだけです。(確認済み)
コスパがいいだ?
ええ、月々9,800円で6か月の縛りがある…、ここで60,000円の収益確定。
そして、日本人のスイッチング(他への変更)が甘いことを知っていることから、約1年は契約確定。(ここで、約100,000円が確定)
その期間内に、他の収益性 = どこかに「稼ぐ道」があって、使ってもらう!
この「からくり」見せてないだけの話…です。
誓っていえます。業者が「コスパがいい」と言って、そのサービスを利用経験のある方から「コスパがいい!」という評価を聞いたことがありません。どこかに不満があり、評価していないだけです。
Webサービスは、高額になることから、「こんだけも払ったの?」と恥ずかしい想いをしたくない人は意外に多いです。
だから、他の広告でも「もう、Web制作に数百万円もかけなくてもいいです。」という謎の文言が出てくるのです。
数百万円って…。いつの時代ですか? それに、広告宣伝費と思えば、それなりにかかりますけど。
手軽に、簡単にだ?
ここ最近、ネット広告で多くなった「業務管理ツール」。
海外ものが増え、外国では評価の高い、Monday.comやAsanaが日本に進出してきました。
あ…、Kintone…。大丈夫かな?
海外のこの手のツールを販売する際、日本式の「手軽に、簡単に」とは言いません。
「あなたの1日に、笑顔の回数を増やす」 だとか
「あなたの操作一つで、チーム力が上がる」…
と言ったように、能動的なイメージをくれます。
手軽に、簡単に? なんて受動的なんでしょう。
あるあるを、一つ…。
変更したいけど、やっぱり分からない > 手伝いましょう > 料金発生
簡単・手軽というのは、80%は作り手側の「主観」だということを忘れてはいけません!
Webサイトは、情報発信側の想いで大きく変わる
…と、なぜ皆さんは言えないのでしょうか?
おそらく、開発能力もなく、デザインも自信がなく、とりあえず「間に合わせのお弁当」をコンビニで買って来て、お客様に提供しているだけ、という認識がどこかにあるのでしょう。
モーハチは、断言します。
皆様のWebライフが、より美しいものになることを願って…。
##シーフー
#モードエイト #LPという言葉はやめましょう #見る人は見る #見ない人まで見せても続かない #再生回数という変な基準ができた
#Mode8 #mode8jp
元記事:コチラ