オサレなカフェのコーヒーの味
「料理は、最後は皿で決まる。」
例えば、皆様が誰かと外食する際、何が決定打になりますか?
その人との関係や料金、場所、種類…。色々ありますよね!
マーケティングの視点からいくと、「雰囲気」は大切な要素の一つです。
雰囲気はWebサイトも同じで、人は新しい(流行りの)デザインを取り込んだWebサイトを見た後に、何年も前から変化のないWebサイトを見ると「古いな~」と感じてしまいます。
よくある、「オサレなカフェ」です。店員さんも着飾ることなく、自然体で振舞います。
人は何かを得ようとする時、多くの場合「無意識に目に入るもので採点」を始めています。
それを形(数値化)にしたのが、食に関する評価サイトです。
このような評価サイトについて調査した時に感じた、評価が低い店舗の特徴を集めてみると…、
「雰囲気はいいけど、味はいまいち。想像以下。」
「この手の雰囲気だけのお店、増えているよね。」
といったように、先入観と人が求める欲求のバランスが取れないコメントが目立ちました。
女性であれば、
「高級感があって、夜景が綺麗な場所で食事したい」
男性であれば、
「赤ちょうちんがかかった、昔ながらの居酒屋で飲みたい」
といったように、雰囲気も「購買意欲」と密接に関係しています。
では、なぜ「多くのオサレのカフェは、失敗するケースが多いのか」
簡単にいえば、「中身が伴っていないから」です。
自分たちが提供している・前面に出しているものと、顧客が感じて求めるものとの「大きな差」が低評価につながっているのです。
つまるところ、マーケティングという言葉がなければ、「本当においしいものを出していれば、自然と人は集まる」のです。
松下電器(現:パナソニック)の創業者である、松下幸之助氏のの言葉に、
「店先を賑やかにせよ。元気よく立ち働け。
活気ある店に客は集まる。」
とあります。
当然、この言葉の前提には「お客様に喜んでもらえる商品」が既になければなりません。
そこに、雰囲気に加算される「品質」と「喜び」が加われば、必ず人は「信頼」してくれるのです。
この全てのバランスを綿密に計算して成功したのは、スターバックスでありコメダ珈琲なのです。
全てのバランス維持は、Webサイトも同じです。外見が良くても、中身が伴わなければ、人は来てくれません。
今や誰もが知る、「スープリーム」。
Webサイトは、至ってシンプルで凝ったものは一つもありません。しかし、デザインは世界で評価されています。
顧客との距離感を、ちゃんと測ったうえで感じ取っているからこそできるのです。
皆様は、「オサレカフェだけど、コーヒーの味はいまいちだね」と言われたいですか?
嫌ですよね? だとすれば、本当に売るべき商品・サービスをより良いものにしなければなりませんね!
そのために、「常日頃から、コンセプトをしっかりと心に刻み、お客様・訪問者の気持ちを汲み取り、ほしい!と思わせるよう精進する。」とこが大切です。
コンセプトが伝わらない商品・サービスは、一度火がついてもすぐに消えてしまいます!
皆様のWebライフが、より美しいものになることを願い…。
##マイメモ
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元記事:コチラ