【第4回】YOWS:Back to the Future

【第4回】YOWS:Back to the Future

 

胸を打たれた映画を久しぶりに観ると、不思議なことに「その時の思い出が、頭のなかをかけめぐる」という経験はないでしょうか。

本シリーズ、YOWS=Your Own Web Story では、自分が歩んだ「轍」であったり、「物語」が重要だとお話しています。

実際、人気急上昇中の「Breaking Down」では、それぞれの選手が持つ「ストーリー性」が重視され、リング上で戦うことでそれぞれの選手が得られる「もの(感情)」が異なり、またそこから新たなストーリーが始まる…、という流れで考えると、Webも同じようにストーリー性は必要だと感じます。
 

Back to the Futureは凄い

個人的に、大好きな映画の一つに挙げる「Back to the Future」。3部作で構成されており、ハリウッド映画界では珍しく3部作全てで高い評価を受けている映画の一つです。(大抵、2部・3部は酷評になるケースが多い)

では、何が凄いのか?

① もちろん、ストーリー!

② 3部全てがつながっているが、それぞれの作で「完結」している。
 
③ 観ている側が、3部作全てを頭の中で簡単に整理整頓できる!

…と、ここまでは皆さんも感じられていることでしょう。しかし凄いのは、もっと「深い部分」にあります。
 

ちゃんと根拠に基づいている

ストーリーをご存じであることを前提に書きますが…(今更ネタバレってほどでもないと思うので)、例えば…、

①タイムスリップ
②タイムスリップで起きる可能性がある「パラレルワールド」

この2点が、この3部作の醍醐味であり、描き方を間違えると途端に「ちぐはぐ」になります。

(時々ありますよね、あれ?っていう物語…。)

つまり! 話のなかでの「取りこぼし」が殆どなく、ちゃんと時系列で並べて描かれているということです。

そのためには、タイムスリップの基本的な理論やタイムスリップすることで起きる可能性があると指摘される、私たちには見えない無数の「パラレルワールド」の構成を熟知している必要があります。

しかし、こんな小難しいことを見ている人に細かく説明しても意味がないですよね?

かと言って、飛ばしてしまうと「何? 何?」となってしまう。

だからこそ根拠に基づきつつ、ユーモワも加えて、タイムスリップの方法を「模型を使って解説する」ことで、誰が見ても分かるようにしています。

観ている側への配慮、Webにも必要です!
 

マーティーとドク博士の友情物語

ストーリーを展開するにあたり、この3部作で強く伝わってくるのは主人公マーティーとドク博士の友情です。

【第4回】YOWS:Back to the Future
 

博士が若き日に想い描いたタイムスリップを実現させるため、博士に興味をもったマーティーと築く関係は、ストーリーを構築するうえでかなり重要となります。

この映画のタイムマシーン=デロリアン(車)がドラえもんの「どこでもドア」に変わっても、同じように楽しい映画になると思います。

つまり、タイムスリップが見どころなのではなく、この二人がタイムスリップで得た友情が大切なキーワードであることは間違いありません!

その大切な「これ!」というのが、最後の最後に描かれています。
 

さてさて、本題はここから!

多くの人たちに「長期間」愛される作品、皆様の中にも「これ!」というのがあると思います。

では、何が人々の心を惹きつけるのか?

色んな要素があるかと思いますが、間違ってはいけないのは「中毒性や流行」ではないということです!

タピオカ…、鬼滅の刃…、インスタ「映え」…。

瞬間的に火がつき、いつの間にかその火は消え去ったか、小さくなりました。

多くの人々から、注目され愛用されるまでにはある程度の時間を要します。

認知してもらい、理解してもらい、受け止めてもらうにも。

女性の方であれば、シャンプー・リンス、化粧品から全てにおいて、「あれがいい、これがいい」と試されていることでしょう。

でもその中に「これだけは!」というものがあるはずです。

それが、皆様が大切にすべき「核となるもの」なのです。

皆様が、現時点で展開されようとしている商品・サービスの「これ!」とは何でしょうか?

それが見つかった時、皆様の中で次に進む「物語」が始まりますよ!

【第4回】YOWS:Back to the Future
 

あ~、新しいBack to the Futureが待ちきれない!

皆様のWebライフが、より美しいものになることを願って…。

##マイメモ

#モードエイト #YOWS #バックトゥザフューチャー #友情 #中毒性や流行ではない #核となるものを見つけましょう

 

#Mode8 #mode8jp
元記事:コチラ