なんで「運営費」を伝えないの?

なんで「運営費」を伝えないの?

なんで「運営費」を伝えないの?

 

モーハチではクライアントに製作契約前に、必ずWebサイトの「制作」と「運営」の詳細と料金を書面にてお渡しします。

運営費=運営業務委託料金(月額)…、が正しい表記です。

文字数が多いので、ここでは「運営費」としますね。

当たり前の話ですが、「何をするのか」「何が含まれ、含まれていないのか」を明確にします。

Web制作・管理では中断・追加作業が定期・不定期に生じることが多いのが現状です。そのため、丁寧に説明させて頂いています。

ここ最近よく見かける広告…、Webの「運営費」に関する内容。

「聞いてないよ…。」…という人が、まだまだ多いのですね。

半年前に、製作依頼して下さった方から相談がありました。

「イベントやることになったから、制作会社にイベントに関する簡単なページを1ページの制作をお願いしたら、1ページに30万円って言われた。」

よくある話なので、もう少し詳しく聞くと…、

 

  • 最初から、運営費は提示されていない
      =>5年縛りの契約があり、年60万円(=300万円)
  • 追加のページ制作については事前の説明なし
      =>契約書の隅に小さく書かれているが、詳細なし
  • 契約解除では、Webサイトの引き渡し(画像や記事データ)なし
      =>「知的財産権」という小難しい用語の連発

 

 

ひどいという言葉は出てきません。なんせこの20年、同じような案件ばかり見てきたからです。外国ではこんな案件は、年に1回聞くかどうかです。

 

運営費は必要なの?

簡単に言えば、「必要」です。

例えば、皆様の車を思い浮かべてみてください。

なんで「運営費」を伝えないの? 

車を維持するためには、駐車場が必要です。それがたとえ、ご自宅の土地で駐車場代は不要でも、固定資産税など費用はかかります。

近年、物騒になったことから、監視カメラやライトなどセキュリティ対策への費用は増えています。

車内には、万が一のための「ドライブレコーダー」の設置しなければなりません。

車検…、ディーラーでの定期メンテナンス…、保険… これらは基本中の基本ですよね。

このように、「何かを動かせば、それ相応の費用が必要」です。

車と同じでWebサイトも、「自分でメンテナンスできる」のであれば、運営費は不要です。

しかし、何事も不測の事態に陥った際、専門家が必要になります。

「じゃ、必要になった時に頼めばよいのでは?」となります。

実際にそういったケースを、今までいくつか請負いました。 しかし…、

・どうやってWebサイトが組み立てられたのか
・何がどうやって動いて、連動しているのか
・問題点はどこか、そこだけを直してOKなのか

といったように、問題解決まで相当の時間と労力がかかるため、修繕料金は物凄く高くなるケースが多いです。

そのため、モーハチだけでなく、同業者は「制作」と「運営」を組み合わせて提示・提供していることが多いです。

しかし、車であれば上記のようにお金がかかっても出すと思いますが、「目には見えない」「何が起こっているのかも分からない」Webサイトにお金をかけるとなると、多くのクライアント様が躊躇されます。
実際に、「何も起きていないのに、ウィルスが感染した」と言って、高額の修繕料金を請求されたケースがあります。(結構起きているとも聞きます。)

このようなことが起きないよう、事前に伝えれることは全て伝え、対応するために「運営費」は必要なのです。

ちなみに、モーハチでは不正アクセス・攻撃などセキュリティに問題があった場合、その「履歴」を保存して書面にて報告します。(セキュリティは24時間稼働)

 

何が含まれているのか?

なんで「運営費」を伝えないの?

 

私が見てきた中で、多くの業者が提供している「運営サービス」は以下の通りです。

  • サーバーの監視
  • Webサイト全体の監視・管理
  • Webサイトを稼働させるプログラムの監視・管理
  • 不正アクセスなどの攻撃への対策
  • Webサイトのバックアップ(毎日)

モーハチも上記の作業を巡回し、定期・不定期に行います。 モーハチでは、運営代行料金は、毎月最低6,600円(税込)を頂きます。(サイトの規模によって金額が異なります。)

これを高いと思うか、安いと思うか…。ここが、業者が最初から言わない理由につながっていると想定されます。

何をしているのかわからないものに、年に約7万円…? という声が圧倒的です。

ですので、製作後に運営費を伝えて、(言い方は悪いですが)逃げれなくしている…業者はいます。(確認済み)

ですので、少しでも誤解がおきないよう、モーハチでは上記の車の例を出して、出来る限り分かりやすく書面にて説明しています。

 

医者の告知と似ているのかもしれない

クライアントに上記を説明する際、「よ~分からんから、全て任せるわ。」と言われることが多いです。しかし、その方にほんの少しでも多く理解してもらえるよう、私はめげずに説明します。

…と言ったものの、何か起きたら「毎月6,600円も払っているんやから、はよ直せ!」と…。

これはまさに、病気の説明と似ていますね。分からない医学用語を言われ、「何を言っているのか、さっぱり分からない」と言うと、「そりゃ分からんわな」と心のどこかで思ってしまう医者と同じなのかもしれません。

この「何を言っているのか分からない」が、あなたとアナタの距離を大きく広げてしまっているのです!

たとえネットのことを十分に分からなくても、Webサイトを使う以上は「最低限」のことは知っておくべきです。

また、そこで起こり得る「リスク」については、特に聞いておくべきです。

<ここは、もう少し深堀しますので、別の記事にします!>

 

うちの子(Webサイト)に限って…。

「アクセスは少ないし、Webサイトを名刺代わりにしているから、余計なものはいらない…。」

これも、よくある話です。

ここで伝えておくべきは、どんなサイトであろうとも、「悪用するためにテストしたい、効果を測りたい」で狙われるケースは多いです。

人間が創るものは、完全ではありません。(現時点でのAIも同じです。)

必ずどこかに「抜け穴」があり、そこから侵入できることがあります。

(いつの間にか家に入られている、おむしさんと同じです。)

Webサイトの内部に入れば、「トリガー」と呼ばれる「装置」を設置されるケースが多いです。

その装置は、「誰かがWebサイトに訪れる=ページを開く」と同時に動き出し、例えば…、

 

  • DMのメールを一斉発信する
  • Webサイトの中身を上書きする
  • サーバー内にある履歴データを取り出しどこかに送る

 

…、といった動きをみせます。

この例はあくまでも「軽傷」であり、中レベルになるとWebサイトごと消えたり、別の物に書き換えられるといったものもあります。

数年前に直面した案件で、クライアントに現象と対策、修繕費用をお伝えしたところ…、

「うちのWebサイトに限って…、ありえない。」と言われました。

ですので、起きていることを全てスクショしてお伝えしました。

運が悪いといえば、そこまでです。しかし、車の「もらい事故」と同じで、いつ何が起きるか分かりません。

 

 

以上の内容を読んで頂き、それでも運営費は不要だと感じられたら、すぐさま制作会社もしくは管理運営代行の会社に詳細をお聞き下さいね。

モーハチでは、「なぜ必要なのか」を細かくしっかりと説明させて頂きます!

皆様のWebライフが、より美しいものになることを願って…。

##マイメモ

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元記事:コチラ